私たち市場珈琲焙煎所は、障がい者の自立・自活を目指して運営しています。
公共空間である中央卸売市場は、地域の障がい者が珈琲焙煎を通じて活躍できる絶好の場所であると認識しています。
公的な施設を有効活用し、障がい者などの多様な人材が活躍することで、地域が持続的に発展していく。
そんな取組を積極的に進めていきます。
私たちは、「地域社会をローストしてブーストする」をキャッチコピーに掲げ、お客様の“未だ見ぬ美味しい” を見つけるパートナーとして、新潟市中央卸売市場から発信するオーダーメイド型珈琲焙煎所です。
地域には農産品や工業品、伝統文化や技術、人の想い、アイデア、情熱など、さまざまな資源が存在しています。
それらの資源を、公的なインフラである卸売市場に開設されたこの焙煎所で一緒にローストすることで、新しい何かを生み出す。
その新しい何かが地域をさらにブーストしていく。そんな上昇スパイラルを創りだす珈琲焙煎所を目指しています。新潟から全国へ。珈琲で地域を元気に。
珈琲は嗜好品である以上、“美味しい” の正解はありません。人それぞれ、好みは違って良いはずです。
そして、その美味しさの判断基準には多様性があるべきだと思います。
では珈琲における多様性とは何でしょうか?
豆の種類やグレード、焙煎度合いや焙煎してからの時間経過、ストレートやブレンドの違い、淹れ方や飲み方に至るまで。
そのすべてが自由であって、強制されるべきではありません。
私たちは、そんな珈琲の自由を提案できる焙煎所でありたいと思っています。
焙煎する前の生豆を見たことはありますか?
生豆には欠けた豆、潰れた豆、虫食い豆、発酵豆、貝殻豆・・・・など、いろいろな欠点豆が必ず入っています。
中には繊維カスやトウモロコシ、小石などの異物も入っています。
この欠点豆も、全部まとめて焙煎してしまえば同じような焙煎豆に見えます。
また、さらに粉にしてしまえば欠点があったことはほぼ分かりません。
私たち市場珈琲焙煎所では、生豆の時点でこの欠点豆を丁寧に「人の目と手」で取り除くハンドピックを重要視しています。
焙煎すべき豆を焙煎する、この当たり前を確実に実践し、少しでも品質の高い珈琲のご提供に努めます。
珈琲豆は生鮮食品で、肉や魚、野菜と同じように劣化していきます。
焙煎後、時間がたつほど香りや風味が悪くなりますが、珈琲は腐りにくいために時間が経過したものでも飲むことができます。
「焙煎後にどのくらい時間が経過した珈琲がお好みでしょうか?」
この質問に明確に答えらえる方は非常に少ないのではないでしょうか。
「焙煎後、〇日目あたりが一番おいしい」という一般論は多数存在します。
ですが、珈琲が嗜好品である以上、一番美味しいタイミングを決めるのは個人の味覚の自由です。
一方で、「一番おいしいタイミング」を決めるには、焙煎直後の時間経過が短いもの、つまり新鮮なものの味覚と比較してみないと分かりません。
市場珈琲焙煎所は、基本的にはお客様からのオーダーが入ってから焙煎する受注焙煎です。
焙煎から最短時間でお客様にご提供が可能です。
ですので、焙煎直後、 日後、 日後、 か月後・・・と、お客様ご自身で時間経過による味や香りの違いや変化を愉しむことができます。
どうぞ、ご自分の一番おいしいタイミングを発見してください。
市場珈琲焙煎所では、高速熱風式焙煎機トルネードキングを使用しています。
竜巻熱風と輻射熱を利用して焙煎するため、確実かつ均一に熱を加えることができ、常に安定した品質の珈琲焙煎をすることができます。
いつでも、誰でも、高効率の本格焙煎で美味しい珈琲を焙煎することができる。
この強みを存分に活かして、多様な人材で運営していける環境を整えています。
市場珈琲焙煎所事業は「障がい者自立自活促進モデル」となる取り組みです。
私たちは障がい者の持続的な自立・自活を目指して事業活動を行っています。
LINE公式アカウントを友だち追加して最新情報をチェック!
定休日